SQL Server 2008 x64 上で DTS パッケージを開いて編集するには

SQL Server 2008 x64 上で DTS デザイナを利用するには、以下の 32-bit 場合の手順を一部変更して、追加の作業を行う必要もあります。

SQL Server 2008 上で DTS パッケージを開いて編集するには
http://d.hatena.ne.jp/matu_tak/20091120/1258641190


x64 の場合は、上記の URL でのファイル コピーの「Program Files」の部分は、「Program Files (x86)」へ変更する必要があります。
また、Business Intelligence Development Studio のソリューション エクスプローラからプロジェクトのプロパティを開いて、[デバッグ]オプションの[Run64BitRuntime]を「False」へ変更しておく必要がります。


また、実際のパッケージ実行時は、「Program Files (x86)」配下の 32-bit 版の「dtexec.exe」を利用する必要があります。


なお、IA64(Intel Itanium 64-bit 環境)では、残念ながら 32-bit モードの DTS ランタイムがサポートされていないので、DTS パッケージを編集および実行することができません。IA64 環境の場合は、Integration Services パッケージを利用するように DTS パッケージを完全に作り直さなければなりません。