SQL Server でチェックポイントが発生するタイミング

SQL Serverチェックポイント(CHECKPOINT)が発生するタイミングは、SQL Server の構成オプションの「復旧間隔」の設定によって決まります。この設定は、オブジェクト エクスプローラで、サーバー名を右クリックして、[プロパティ]をクリックし、[データベースの設定]ページで確認できます

[復旧間隔]オプションは、分単位で設定しますが、ここで指定した時間がそのままチェックポイントが発生する間隔になるというわけではなく、データベースの復旧(自動復旧処理)にかかる時間を指定します。復旧にかかる時間は、障害前に実行されていたトランザクションの量によって変化し、たとえば、復旧間隔オプションを「5」分に設定した場合、復旧にかかる時間が 5分以内に収まるようにチェックポイントが発生します。絶え間なくトランザクションが実行されているような場合には、約 5分ごとにチェックポイントが発生しますが、ほとんどトランザクションが実行されていないような場合には、チェックポイントはほとんど発生しません。
また、デフォルトでは、復旧間隔オプションが「0」へ設定されていますが、これは復旧にかかる時間が 1分未満と設定されます。


チェックポイントは、手動で実行することもできます。これを行うには CHECKPOINT ステートメントを次のように実行します。

CHECKPOINT