文法エラーの表示機能

SQL Server 2008 からは Visual Studio でおなじみの文法チェック機能が Management Studio に追加されました。SQL ステートメントの入力持に、即時に文法(構文)をチェックして、文法エラーがある場所は赤い下線で表示してくれるようになりました。

また、「エラー一覧」(Error List)ウィンドウもサポートされているので、このウィンドウを利用すれば、エラー情報をまとめて確認することもできます。

従来のバージョンでは、SQL ステートメントを実行しないと文法エラーを確認できなかったところが、この機能のおかげで、SQL ステートメントを実行しなくても文法エラーを確認できるようになったので大変便利です。


なお、文法チェック機能を無効にしたい場合は、[ツール]メニューの[オプション]を開いて、[テキスト エディタ]の[Transact-SQL]→[IntelliSense]ページから「エラーに下線を引く」をオフへ設定します。


そのほかの SQL Server 2008 の新機能の具体的な利用方法については、弊社執筆の SQL Server 2008 自習書シリーズ(下記 URL)の「SQL Server 2008 の注目の新機能をイチ早く試してみよう! 」編を参考にしてみてください。
http://www.microsoft.com/japan/sqlserver/2008/self-learning/default.mspx