ThinkPad X200 のメモリを 8GBへ増強

ThinkPad X200 に搭載できるメモリは、仕様上は 最大 4GB なんですが、チップセットIntel GM45 Express)的には 8GB イケルとのことで、情報を探していたら、

ThinkPad Club にて「X200 8GBメモリ搭載」
http://www.thinkpad-club.net/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=3464&post_id=24677

というすばらしい情報があったので、ここで leardish さんが紹介されている「SanMax SMD-N8G68HP-13H-D」(DDR3-1333: PC3-10600 SO-DIMM 204pin 4GB*2 CL9)を購入しました(leardish さんありがとうございます!!)。
X200 や後継機の X201(チップセットIntel QM57 Express)は、PC3-8500(DDR3-1066)ですが、PC3-10600 は、下位互換で PC3-8500 対応とのことです。


ThinkPad X200 でのメモリ交換・増設
ThinkPad X200 でのメモリ交換・増設はとっても簡単です。他のメーカーのノートPC だと、1枚はマザーに引っ付いていて、2枚のメモリを両方とも交換することが簡単にはできず、1枚しか増設することしかできなかったりするんですが、ThinkPad X200 だと 2枚とも簡単に外せます。以下は、その手順になります。

まずは、バッテリーを外します。

次に、ネジを外して、メモリを取り出します(もともとのメモリ 2GB に、2GB を増設して 4GB で利用していました。2GB の増設メモリの型番は、トランセンドの TS256MSK64V1U。PC3-8500(DDR3-1066)の SO-DIMM 204pin)。


メモリの両端の金具を左右に軽くひっぱると、斜めに立ってくれます。
メモリの取り出しもそんなに力を入れなくても取り出せます。

ThinkPad X200 だと、こんな感じでメモリを 2つとも簡単に取り出せるので、とっても便利です。

以下が、新しいメモリ(SanMax SMD-N8G68HP-13H-D)です。

メモリスロットへ斜めに押し込みます(軽い力で大丈夫です)。

下へ軽く押し込むと、パッチンと金具に引っかかるので、これでセット完了です。

あとはネジを締めます。

BIOS で 8GB 認識されることを確認。

OS(Windows 7 X64)からも 8GB 認識されていることを確認。


Windows エクスペリエンス インデックス(Windows 7)は、4GB メモリのときは 5.9 でしたが、8GB にしたら 6.3 にあがりました。


ちなみに、32bit OS だと、搭載メモリとしては 8GB として認識されますが、利用可能なメモリは 3GB 弱になります (下の写真は Windows XP 32bit の場合のシステム情報ツールの結果です)。