Acer Timeline X 3830T の HDD を CFD CSSD-S6TM256NMPQ(プレクスター M2P シリーズの OEM)へ換装する手順

Acer Aspire Timeline X 3830T AS3830T-N54D」の HDD(WD 500GB 5400rpm)を SSD (CFD CSSD-S6TM256NMPQ)へ交換しました〜!
CSSD-S6TM256NMPQ は、プレクスター PX-256M2P(M2P シリーズ)の OEM 製品(中身を同じ)で、プレクスターよりも 5000円くらい安く購入できるのでお勧めです。このプレクスター PX-M2P シリーズは、現時点での最速 SSD と言える製品です(Read に関しては Crucial m4 などに負けるんですが、プレクスターは Write の性能が群を抜いています)。
CSSD-S6TM256NMPQ(PX-256M2P) にすると、以下のスピードが出ます。

標準同梱の HDD の場合(以下)と比べると、歴然のスピード差です (^ー^)

ちなみに、Crucial m4(CT256M4SSD2)を同じマシンに付けた場合は、以下の性能になります。

Sequential Read は、CSSD-S6TM256NMPQ よりも速いですが、Write の性能が違います。


Acer Timeline X 3830T での HDD の交換手順(SSD への換装)
Timeline X 3830T での HDD 交換は、比較的簡単なんですが、これを行ってしまうと保証対象外となってしまうので注意です。以下、交換手順です。

まずは、AC アダプターを外します。

次に、保証対象外となってしまいますよ、というシールを剥がします (TーT)

シールにズーム。

シールを剥がすと、ネジがあるので、これを外します。

これで、少し下にスライドすると、パカっと空きます(左上に HDD があります)。

次に、HDD を止めている黒いネジを 2つ外します。

ネジを外すと、HDD が取り出せるようになるんですが、下の写真のようにマイナス ドライバーで、軽い感じでくいくいっと持ち上げると良いです。ただ、このとき、ケーブル(SATA)がまだつながっているので、ケーブルが無理にひっぱられないように注意します。

次に、ケーブルを外すために、下の写真のようにマイナス ドライバーで、くりくりと縦回転させて(軽い力で大丈夫です)、結合部を外していきます。

外れにくい場合は、ケーブルが無理にひっぱられないように注意しつつ、下の写真のように裏側にひっくりかえして、マイナス ドライバーをくりくりと縦回転させるととれると思います。

次に、HDD に付いているカバーを取り外すために、側面にあるネジを外します。

全部で 4つ外します。

これでカバーがパカっと外れます。

ちなみに、この HDD は、Western Digital の WD5000BPVT(500GB 5400rpm 9.5mm)でした。
これを SSD(CSSD-S6TM256NMPQ)へ交換します。

まずは、カバーをかぶせます。

次に、側面のネジを 4カ所締めます。

次に、ケーブルを無理に引っ張らないように注意しつつ、ケーブルを繋げます。

奥までしっかりと差し込みます。

そして、元の場所へ戻します。このとき、ケーブルを HDD や HDD のカバーで踏まないように注意します。

ケーブルが踏まれてないことを確認したら、最初に外した黒いネジを 2つ付けます。

最後にフタをして、ネジを締めれば完成です。

SSD が認識されたことを確認するには、電源投入後の Acer と表示されている画面で、F2 キーを押して、BIOS 画面に入ります。

最初のページの「HDD Model Name」に「CFD- 〜」 と SSD の型番が表示されていれば、換装成功です!

Windows エクスペリエンス インデックス(Windows 7)は、SSD だと 7.9(最高値)にあがりました!

ちなみに、HDD(標準)のときは 5.9 でした。

最初に掲載しましたが、CSSD-S6TM256NMPQ の性能です。

CSSD-S6TM256NMPQ は、プレクスター PX-256M2P の OEM 製品(中身を同じ)で、プレクスターよりも 5000円くらい安く購入できて、IntelSSD(510 や 320 シリーズ)よりも性能が良くて、値段も手頃で、今買う SSD としては超お勧めです! 数ヶ月前までは、Crucial m4 SSD2 が最強、数年前だと、Intel X25-M がベストバイだったんですが、SSD の覇権争いは熾烈ですね。今は プレクスター M2P シリーズが最強です (^ー^)
CSSD-S6TM256NMPQ(256GB)は 3万円くらい

プレクスター純正品 PX-256M2P

128GB の CSSD-S6TM128NMPQ だと 1万 6千円くらいです。


■ 取り出した HDD は、HDD ケースに入れて外付け HDD へ
取り出した HDD は、HDD ケースに入れれば、外付けの HDD として利用できます。

上の写真のケースは、私が愛用しているオウルテックの「ガチャポンパッ! OWL-EGP25/U3」(2300円くらい)で、USB 3.0 にも対応しています。

このガチャポンパッがうれしいのは、その名のとおり、ネジ止めが必要ないところです。下の写真のように、HDD を差し込んで、フタをするだけで使えてしまうので、とっても便利です!


■ メモリを 8GB へ追加も
あとは、4GB メモリ モジュールの 2枚セット(合計 8GB)が 3,000円で売っているので(安い!)、128GB の SSD に、メモリ 8GB のマシンが 70,000円以内でできてしまいます。

私は、8GB メモリ モジュールを 2枚で 16GB メモリにして利用しています。
http://d.hatena.ne.jp/matu_tak/20120107/1326732956

Acer Timeline X 3830T は、重さが 1.8kg で、デザインもカッコ良くて、バッテリーも公称 9時間(実際は 6時間くらい持ちます。輝度を下げればもっと持ちます)、解像度が 1366x768 であるのと、DVD ドライブが付いていないのが惜しいところですが、5〜6万円であることを考えるとコスト パフォーマンス最強です (^ー^)


HDD 環境を丸ごと SSD へ移行する方法(データの丸ごとコピー)については、以下へまとめました。
http://d.hatena.ne.jp/matu_tak/20111116/1321636275

Crucial m4 のファームウェアをアップデートする方法については、以下へまとめています。
http://d.hatena.ne.jp/matu_tak/20111119/1321645300