SQL Server でトレース フラグ 1204 でデッドロックを監視する

SQL Server では、トレース フラグ 1204 を利用すると、デッドロックの状況を監視することができます。トレース フラグ 1204 は、SQL Server の起動オプションで有効にするか、次のように DBCC TRACEON コマンドで有効化できます。

DBCC TRACEON (1204,-1)

このコマンドは、SQL Server を起動している間、有効です。これを有効化しておくと、デッドロックの発生時に SQL Server のログに記録されるようになるので、Management Studio の「管理」フォルダの「SQL Server ログ」からデッドロックに関する情報を確認できるようになります(以下の画面は SQL Server 2000 での Enterprise Manager でログを確認しているときの例)。

なお、設定されているトレース フラグを確認するには、次のように DBCC TRACESTATUS コマンドを実行します。

DBCC TRACESTATUS

トレース フラグを無効化したい場合は、次のように DBCC TRACEOFF コマンドを実行します。

DBCC TRACEFF (1204,-1)

トレース フラグの詳細(ヘルプ)はこちら
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms188396.aspx

その他のデッドロックの監視方法についてはこちら
http://d.hatena.ne.jp/matu_tak/20091027/1256569336