SQL Server 2008 R2 PowerPivot for Excel 2010 の特徴

SQL Server 2008 R2 で提供される SQL Server PowerPivot for Excel 2010 の特徴は次のとおりです。

  • イン メモリ アーキテクチャによる高速なデータ処理
  • 64 ビット(x64)にも対応(32ビット版と 64ビット版の提供)
  • さまざまなデータソースへの対応SQL Server だけでなく、Excel ファイルや OracleDB2、Teradata、Sybase、Infomix、SQL Azure、Reporting Services、テキスト ファイル、Web ページ(HTML ファイル)、Analysis Services、Microsoft Access などにも対応)
  • Excel の上限である 100万件を超えるデータにも対応Excel で扱えるデータ量の上限の 1,048,576行以上のデータにも対応。x64 環境でメモリを多く搭載していれば、数億件のデータでも高速なデータ処理が可能)

PowerPivot for Excel 2010 の最も大きな特徴は、さまざまなデータソースへ対応している点です。SQL Server だけでなく、普段使い慣れた Excel のワークシートや Reporting Services のレポート、SQL Azure データベース、Analysis Services の OLAP キューブなどをデータソースにすることができます。

いろいろなデータソースのデータを組み合わせてピボット テーブルやピボット グラフが作成できるのが最大の利点です。