SQL Server 2008 R2 StreamInsight CTP 11月版のインストール

StreamInsight は、CEP(Complex Event Processing:複合イベント処理)を実現することができる SQL Server 2008 R2 からの新機能です。CEP は、各種のセンサー データや株取引情報、Web サーバーのログ(クリック ストリーム)などのように、絶え間なく大量に流れてくるようなストリーム データを処理することができるアプリケーションを指します。
StreamInsight は、現在、CTP 11月版(CTP3:Community Technology Preview 3)が提供されていて、次のサイトからダウンロードすることができます。
Microsoft SQL Server 2008 R2 November CTP StreamInsight Refresh
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=01c664e4-1c98-4fc8-93ee-08cc039503c1&DisplayLang=en


インストール手順は、次のとおりです。






インストールが完了すると、スタートメニューにデバッガ(StreamInsight Event Flow Debugger)が登録されます。

このデバッガを利用すれば、StreamInsight サーバーで処理しているストリーム データをグラフィカルにデバッグすることができます。


StreamInsight の具体的な利用方法については、弊社執筆の SQL Server 2008 R2 自習書シリーズの「StreamInsight によるストリーム データ処理」編を参考にしてみてください(下記 URL の右下のリンク)。
http://www.microsoft.com/japan/sqlserver/2008/r2/prodinfo/default.mspx