マスター データ サービス構成マネージャーで MDS を構成(CTP 11月版)

SQL Server 2008 R2 MDS CTP 11月版のインストール手順はこちらから
http://d.hatena.ne.jp/matu_tak/20100130/1264832339


インストール完了後に自動起動する「マスター データ サービス構成マネージャー」では、最初に、マスター データ サービスが使用するデータベースを作成します。データベースを作成するには、[データベース]ページを開いて、[Create Database]ボタンをクリックします。

これにより、[データベースの作成]ウィザードが開始されます。

ウィザードの最初の[アクション]ページでは、[次へ]ボタンをクリックします。

次の[データベース サーバー]ページでは、[SQL Server instance]へデータベースを作成したい SQL Serverインスタンス名を入力、[Authentication type]で認証の種類を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。


次の[データベース]ページでは、[Database name]へ任意のデータベース名を入力して(ここでは、MDS と入力)、[次へ]ボタンをクリックします。


次の[サービス アカウント]ページでは、[ユーザー名]へマスター データ サービスのデータベースへの接続を行うサービス アカウントを定義して(ここでは、コンピュータ名\sqlservices アカウントを利用)、[次へ]ボタンをクリックします。


次の[Administrator Account]ページでは、マスター データ サービスの管理者アカウントを定義して(ここでは、コンピュータ名\Administrator アカウントを利用)、[次へ]ボタンをクリックします。

次の[概要]ページでは、ここまでの設定を確認して、[次へ]ボタンをクリックします。

すると、次の[続行して完了する]ページが表示されて、データベースの作成が開始されます。

次のように、すべての[Task]の[Status]が「成功」と表示されたらデータベースの作成が完了です。

[完了]ボタンをクリックして、ウィザードを終了します。

[データベース]ページへ戻ったら、作成したデータベース名が表示されて、[システム設定]セクションでマスター データ サービスに関するシステム設定の確認と変更ができることを確認できます。

続いて、マスター データ サービスの管理サイト(ASP.NET ベースのポータル サイト)を設定するために、次のように[Web 構成]ページを開きます。

今回は、既定の Web サイトへ新しいサイトを作成するために、[Web site]で「Default Web Site」を選択して、[Create Site]ボタンをクリックします。

[Web サイトの作成]ダイアログが表示されたら、[Web site name]へ任意のサイト名(ここでは MDS)、[Port]へ任意のポート番号(ここでは 88)を入力します。


さらに、アプリケーション プールのために使用するユーザー アカウント名(ここでは、コンピュータ名\sqlservice)とパスワードを入力して、[OK]ボタンをクリックします。

[Web 構成]ページへ戻ったら、[Database]セクションの[Select]ボタンをクリックします。

これにより、[Connect to Database]ダイアログが表示されるので、[接続]ボタンをクリックして、[Master Data Services database]で、前の手順で作成したデータベース(ここでは MDS)を選択して、[OK]ボタンをクリックします。


[Web 構成]ページへ戻ったら、次のように[適用]ボタンをクリックします。

これにより、[Configuration Complete]ダイアログが表示されて、「Web application settings applied successfully」というメッセージが表示されれば、サイトの作成が完了です。


「Launch Web application in browser」がチェックされていることを確認して、[OK]ボタンをクリックします。

これにより、次のように「Getting Started」ページが表示されます。

ここでは、[Open tha Master Data Manager home page]をクリックして、次のように「Master Data Manager ホーム ページ」を開きます。これがマスター データ サービス(MDS)のポータル サイトのトップページです。


マスター データ サービス(MDS)の具体的な利用方法については、弊社執筆の SQL Server 2008 R2 自習書シリーズの「マスター データ サービスによるマスター データ管理」編を参考にしてみてください(下記 URL の右下のリンク)。
http://www.microsoft.com/japan/sqlserver/2008/r2/prodinfo/default.mspx